16世紀以降、火器の使用、歩兵、弓兵が重視されるようになって騎乗戦の意義が薄れ、騎士が戦士としての役割を終えると、純粋に社会的階級における一呼称となり、現在でもイギリスなどでは、男爵、準男爵に次ぐ爵位として、ナイト爵が勲章システムと結びついて存在している。別称は勲功爵、勲爵士である。
海賊フランシス・ドレークが私掠船による略奪でスペイン船に打撃を与えたとしてエリザベス1世より「騎士」の称号を与えられたのは有名である。
騎士への敬称は主に Sir である。これを「卿」と翻訳するのは、騎士が中国や日本における「卿」(卿—太夫—士)と比べるとはるかに低い階級であるため、厳密に言えば適切とは言えない。また、貴族の尊称 Lord も同じく「卿」と訳されることが多いため注意が必要である。
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教会や修道院もまた、領地と農奴とを支配する封建領主(聖界諸侯)であった。そこでは、ローマ教皇を頂点とする<教皇-大司教-司教-司祭>というヒエラルキー(聖職階層性)が形成されていた。なお、ローマ教皇領は、ピピン3世がフランク王国の王位承認の見返りとして、754年からその翌年にかけてランゴバルド王国と戦い、ラヴェンナを奪って教皇ステファヌス3世に献上したこと(ピピンの寄進)が始まりとされる。
直営地とは、中世ヨーロッパにおいて、領地のなかで封建領主が直接経営を管理する土地のことである。農民の労働によってまかなわれ、収穫は領主の収入となった。のちに分割して農民の保有地に組み入れられることとなった。